出会い系サイトと聞くと男性の利用者が詐欺被害に会うようなイメージがあるかもしれませんが、実はここ最近女性利用者が被害に会うケースが増えているのです。
ネット婚活という言葉が出るくらい最近はネット経由で人に会うことに抵抗がなくなった現代では、女性の出会い系サイトへのハードルもとても低くなっているのです。
今回は出会い系サイトでどのような詐欺の被害にあうのか、どのような出会い系サイトが危ないのかを紹介します。
これから出会い系サイトの利用を考えている女性は、登録の前に参考にして詐欺被害に会わないようにしてください。
ちなみに、実際に出会い系サイトで知り合った男に詐欺にあってしまった貴重な体験談の記事もあるので、
ぜひ参考に知っておいてください。
出会い系サイトでの詐欺
まずは出会い系サイトでどのような詐欺被害に会うのかを説明します。
詐欺の手口が分かっているだけでも、対処の仕方が増えるので必ず確認しておきましょう。
・サクラ
出会い系サイトの典型的な詐欺被害のサクラですが、最近では女性利用者の増加に合わせて、女性向けのサクラの増加しているのです。
男性は出会い系サイトを使う際にサクラへの警戒が強いため、悪徳業者も男性を騙すのは一苦労です。
しかし女性は軽い気持ちで出会い系サイトを使う場合も多く、自分が騙さられるとは思っていないので、悪徳業者からすると女性の方がいいカモということです。
ほとんどの出会い系サイトが女性は無料ですが、最近では本気で出会いを求める女性も増えたことから女性も有料の出会い系サイトもあります。
女性からすると有料の方がしっかりとしたサービスを受けられるのではないかと期待してしまいますが、中には悪徳サイトもあるので警戒してください。
男性会員から連絡が来るのは当たりませなので、女性のサクラよりも男性のサクラを見分ける方が若干難しいといえます。
無料ポイントを使いきった後もメール交換をして、無駄にメール代などのポイントばかりを買わされるばかりで、実際に出会えないということもあります。
また女性が完全無料の出会い系サイトでも女性向けのサクラがいます。
彼らが狙っているのはお金ではなく、個人情報やあなたの写真です。
メールアドレスが分かれば、迷惑メールのターゲットになりますし、仲良くなって写真を手にいれれば、勝手に架空のアカウントの写真として使われます。
さらに個人情報をしられるとその情報をもとに脅される危険性もあります。
周りの人に出会い系サイトを使っていることをしられたくないという欲求は、だんしえ よりも女性の方が強いので、周りの人にバラすと脅されるのです。
自分で教えた気がなくても、出会い系サイト内の日記機能などに頻繁に日記や写真を投稿されるとある程度、住所や個人を特定できるので気をつけましょう。
・援デリ
援デリとは「援助交際+デリヘル」の略で、業者が出会い系サイトで見つけた男性に女性を斡旋する買春の1つです。
こちらは出会い系サイトの運営会社ではなく、外部の業者が客になる男を探すために出会い系サイトを利用しているので、優良サイト内にも存在します。
もちろん被害者になるのは男性利用者だけですが、女性も無関係とはいえません。
援デリ業者は実際に斡旋する女性を集めるのにも出会い系サイトを利用しているからです。
無料の出会い系サイトを利用している女性には経済的にも困っている女性が多いので、「儲かる仕事あります」という文句につい目がいってしまいます。
副業として始めるOLや、バイト感覚で援デリに手を染める女性もいますが、もし通報された場合には業者だけでなく、買春・援助交際した女性も罪に問われるため気をつけてください。
また仮に通報されなかったとしても援デリは女性にとっても危険な仕事です。
ちゃんとした風俗であれば、女性の性病のケアなどもしっかりしてくれますが、援デリ業者は出会い系サイトで釣った男性にただ派遣するだけなので、素性のしらない男といきなりセックスさせられるわけです。
仮に性病を移されたとしても、業者は補償してくれませんし、男性がお金をちゃんと払ってくれるとも限りません。
いざセックスをした後にお金を払う男性もいれば、援デリ業者であることを分かってすぐに姿を消す男性もいるのです。
仮にトラブルになってもこっちも売春をしている以上、相手を通報できないため全て自分が被害を追うことになります。
出会い系サイト内で見かける甘い誘いには引っかからないようにしましょう。
・稼げる副業があると勧誘
いい副業があると誘われるのは援デリ業者だけではありません。
風俗じゃなければと興味をもつ女性もいますが、わざわざ出会い系サイト内で募集している仕事にまともな仕事があるわけがありません。
大抵は自分にもリスクがあるか、お金を稼いでもほとんど会社がピンハネして儲けられないかのどちらです。
出会い系サイトの危険というとついサクラなどばかりに目がいってしまいますが、お金に困っている女性を狙った副業詐欺なども横行しています。
儲かる仕事があるという文句には気をつけてください。
・押し貸し
出会い系サイトを利用していると
「懸賞金が当たったので振り込みます」
「売り上げが過剰に出てしまった決算で困るからお金を振り込みます」
というメッセージが来るときがあります。
普通に考えたらあり得ない話なのですが、好奇心なのか口座番号を教えるくらいなら大丈夫だと思ったのか、実際にやり取りして連絡先などの個人情報を教えてしまう人がいます。
確かに普通であれば銀行の口座情報を教えただけでは特に危険性はないのですが、これは「押し貸し」といったれっきとした詐欺の手法です。
しかし口座番号を振り込むとお金を振り込むことはできるので、後日確認してみると本当にお金が振り込まれているのです。
話がここで終われば嬉しいのですが、怖いのはここからです。
一方的に振り込んできたお金に対して法外な金利をつけてお金を請求してくるのが、「押し貸し」の典型的な手法です。
押し貸しを行っているのは、出会い系サイト自体ではなく闇金などの犯罪組織ですが、出会い系サイトと繋がりがあったり、収集した情報を悪質業者に売っている場合があります。
お金が振り込まれた後に電話が脅しの電話がかかってくるのですが、この電話にきっぱりと断れる自信があれば、口座を解約したりなどの後処理をする必要がありません。
しかし向こうも脅しのプロなどで、頭では理不尽な話だと思いながらも恐怖心から支払いをしてしまう人もいます。
そしてさらに怖いのは一度被害にあうと、「押し貸し」を行っている業者の間で情報が伝わり、さらに被害が拡大する可能性があることです。
怪しい話に食いつかないことが大前提ですが、すでに被害の一歩目を踏んでしまったという人は一刻も早く、しかるところに相談しましょう。
・芸能人詐欺
芸能人のマネージャーを装って「芸能人が悩んでいる。悩みを聞いてくれれば謝礼を払う」というのも、サクラの常套手段です。
最初は普通にやり取りができますが、「メールが事務所にバレルとまずい」などと理由をつけて別のサイトのURLがは送り付けられます。
興味からURLをタップすると有料サイトに勝手に登録され、「使ったお金はいずれ出会った時に払います」などと言われ、やり取りが続けられます。
やり取りはどんどん増え、いずれしきりに会いたいとい行ってきますが、当日になってドタキャンを繰り返します。
支払いがかさんだ時点で向こうから連絡が途絶え、支払いだけが残ります。
芸能人のマネージャーが出会い系サイトで相談相手を探すはずはないので、冷静になって考えて騙されないようにしましょう。
・悪質サイトへの誘導
優良サイトさえ使っていれば大丈夫だと考えている女性も多いですが、ことはそんなに単純ではありません。
いまは悪質サイトはネットで調べればすぐに分かるため、悪徳業者も登録してくれる客を集めるためにさまざまな手段を講じています。
その一つが優良サイトに登録して、そこの利用者を自分たちの詐欺サイトに誘導してくるという手口です。
ある程度仲良くなったところで、「このサイトだとメッセージ送信の料金が高いから、無料の出会い系でやりとりしよう」などと利用をつけて女性ユーザーを誘導します。
仲良くなった男が安全だという出会い系サイトであれば、あまり調べずに登録してしまうので、普通では登録しないような女性も騙されてしまいます。
優良の出会い系サイトを利用しているかと言って安心しないようにしましょう。
・悪質サイトに同時登録
悪質サイトの中には登録した時点で被害に会っている場合もあります。
悪質サイトに登録するのと同時に、同じ会社が運営している別のサイトに勝手に登録されている場合です。
逆に女性の場合は、占いなどのサイトに登録したのと同時に出会い系サイトに登録されているということもあります。
もちろん違法ではありますが、こういう会社に限って利用規約の誰も見ないようなところに「弊社が運営しているサイトにも同時登録させてもらいます」などと書かれています。
登録されると勝手に料金が発生していて、気付いた時には利用料のサイトくメールなどがいたりします。
見覚えがないといっても、利用規約に書かれていると言われるとしぶしぶ払ってしまう女性もいますが、絶対に払う必要はないので注意してください。
むしろ督促のメールが来たとしても、送信元に連絡をしてはいけません。
余計に個人情報をとられて被害が拡大するだけです。
どうしても怖くなったときは直接連絡するよりも警察や消費者センターに相談しに行きましょう。
・マルチ商法への勧誘
出会い系サイトを利用していて、警戒するべきなのは企業や業者だけではありません。
自分と同じように登録している利用者の中にも、詐欺まがいのことをしている人は多いので気をつけてください。
マルチ商法やねずみ講、ネットワークビジネスの勧誘などです。
基本的には無料で使える女性が男性を釣るために出会い系サイトを使うパターンが多いのですが、最近では女性をターゲットにして使う男性もいるので気をつけてください。
また出会い系サイトの中には、異性だけでなく同性同氏で仲良くなれるSNS機能がついているものもあります。
男同氏ではまず使わないきの機能も、女性には需要があり、女性どうして仲良くなって友達を作るために使う人もいます。
同性同氏だと比較的安心して会いに行くと、途中で友達とか先輩と呼ばれる人が現れていつの間に商品の説明が始まるということもよくあります。
また初めて会った時には商品の勧誘はなくても、セミナーやパーティーなどに誘われたり、紹介したい人がいると言われて誘われる場合もあります。
本人たちに悪意がないため、気が付きにくいのですが、一つ見分けるポイントをあげるとしたら職業の欄です。
自営業者や美容・健康系と書いている人はどんなにいい人でも多少警戒してから会いましょう。
心の準備だけしておけば、なにかあった時に「やっぱり」と思って、断ることもできますし理由をつけて帰ることもできます。
・結婚詐欺
女性が出会い系サイトを使う上で特に気をつけて欲しいのが結婚詐欺です。
婚活ブームで婚活に必死になる女性が増えたことのより、結婚詐欺たちも増えています。
出会い系サイトを使う女性の多くは、どんなに遊び目的と言っていても、どこかで真面目な出会いや運命の出会いを求めているので詐欺師たちはそこをついてきます。
ちなみに詐欺というと何千万というような高額な詐欺をイメージする人も多く、自分はそんなにお金もってないから大丈夫だと思っている女性もいます。
しかし実際の結婚詐欺はそこまで高額でもなく、あなたが少し頑張れば払えるような金額をだまし取って姿を消していくのです。
なかには姿を消した後も結婚詐欺だったと気付けない人もいるくらいです。
むしろ詐欺師たちは女性の懐具合を把握しながらだまし取る金額を変えているので、余裕があると思えばどこまでもむしり取られます。
この結婚詐欺師への対処は正直一番難しいといえます。
サイトで調べると、結婚詐欺師の特徴をまとめて注意してくださいといっているものもありますが、あまりあてにはなりません。
むしろ詐欺師たちもそれを見ているので裏をかかれて騙されます。
唯一できるアドバイスといえば結婚するまで金銭を貸さない、あげないということです。
結婚とは婚姻届けを提出することです。
最近では親への挨拶までしっかりする詐欺師までいるので、自分で勝手に「これくらいしてくれたんだから大丈夫」だと思うのは危険です。
とはいえ人を好きなれば盲目になるのが人間というもので、そのような状態にさせるプロが結婚詐欺師たちなので、アドバイスにもあまり意味がないともいえるのですが。
詐欺(悪質)サイトに多い特徴
出会い系サイトの危険性について紹介してきましたが、詐欺にあってから危険だと感じても仕方ありません。
ここでは悪質サイトによくみられる特徴をあげていくので、該当するサイトには登録しないようにしましょう。
※さらに詳しい悪質出会い系サイトの特徴と見分け方はコチラ→
・運営会社が画像
出会い系サイトに登録する前には必ず運営会社の情報を調べるようにしましょう。
会社概要をみるだけでも、その会社がどういう会社なのか分かる情報はけっこう載っています。
また情報を見ても分からないという人はせめて、会社概要の情報が画像になっていないかだけでも確認してください。
マウスの左クリックをしながら文字の周りを走らせても、文字が検出されなければ画像である証拠です。
なぜ会社概要を画像にするかというと会社名など検索されないようにするためです。
じつは検索サイトの仕組みで、画像に文字が書かれていても1枚の画像として処理されるため、検索システムに反映されないのです。
悪徳企業は自分たちの会社を検索されるのを嫌うために、このような策をとっています。
・ありがちなサイト名・会社名
自分たちの会社名が検索されのを嫌う悪徳企業は、会社名もありふれた名前にする傾向があります。
同じような会社名がいっぱいあれば、自分たちの会社名で検索されても自分たちの情報が見つかりづらいからです。
ちなみに日本で最も多い会社名は「株式会社アシスト」らしく、600社以上もあるので見かけたら即やめておきましょう。
・1ページサイト
1ページサイトとは別名ぺライチともいわれ、1ページにサービスから会社概要まで全てが書かれているサイトです。
ページが分かれているサイトに比べて作りやすいため、量産がしやすいという特徴があります。
このようなサイトを作っている会社は似たような、詐欺サイトを大量に作って警察の目から逃れようとしています。
・URLが長い
いちいちチェックするのも面倒ですが、URLが長いのも詐欺サイトの特徴です。
URLが長いのは海外の無料サーバーを利用していることが考えられます。
また、同時登録サイトをたくさん作っていたり、なんどもURLやサイト名を変えていることも考えられます。
どちらにしてもろくなサイトではないことは確かなため、見つけたら静かにサイトを閉じてください。
・有名サイトに似たURL
最近の悪質サイトでは、大手のIT企業に似せたURLを作るのも特徴です。
これは迷惑メールなどを配信する際に、ドメイン拒否を回避して確実にメールを届けるためです。
大手企業と似ていると子会社や関連会社だと思って安心する人もいますが、出会い系サイトを運営する大手企業は限られるので注意してください。
・退会方法が複雑
出会い系サイトは登録前に必ず退会方法も確認してください。
通常であればボタン一つで退会できるものですが、なかには退会方法が複雑になっていたり、そもそも退会ページが存在しない場合もあります。
もちろん退会させないことが目的ですが、もう一つは最後に個人情報をとるためです。
なかには退会方法が主導で、メールアドレスや電話番号に連絡してくだいというサイトもあります。
特に電話の場合には言葉巧みに個人情報をとられる可能性もあり、退会した後に詐欺被害にあうことも注意が必要です。
詐欺被害にあったときの対処法
すでに被害にあった人も、これから出会い系サイトを始めるひとも被害に会った時の対処法は必ず頭に入れておきましょう。
詐欺被害の場合には証拠になるようなものが多く会った方が有利になるので、瞬時の判断が大切になってきます。
少しでも対処法が頭にあれば少しは冷静に対処できるはずです
・被害状況を整理する
まず被害にあったと思ったり、サイトに違和感を感じた時点で被害状況を整理しましょう。
できれば紙に時系列や被害総額などを書きながら整理すると、頭の中もスッキリしますし誰かに相談する時も紙を見せればいいので手間が省けます。
できればサイトを知った経緯や登録の経緯などまで振り返って、できる限り細かい日付までを割り出せるとベストです。
出会い系サイト上でのやり取りなども思い返しながら、自分のプロフィールややり取りした相手のことに関してもできるだけ鮮明に記録してください。
・支払明細やサイト名・URLを保存
証拠になるようなものは全て保存しておきましょう。
出会い系サイトの場合は基本的に紙に残るようなことがないので、基本的にお金のやり取りに関わるところは、登録時からスクリーンショットなどで保存するようにしておきましょう。
督促のメールが来た場合も、消えないように残しておくことも大切です。
できれば被害にあってからというよりも、被害に会う前から出会い系サイトを使う時のクセにしておくといいです。
これらの情報を引っ張るためにも、被害に会ったからといってすぐに退会せずに、しばらく騙されているフリを続けてみましょう。
・詐欺サイトの情報を記録する
すこし頭が落ち着いてきたら、詐欺サイトの情報に関しても徹底的に調べましょう。
運営会社の運営責任者の名前や住所や電話番号はもちろん、インターネット異性紹介状業番号の有無、利用規約やプライバシーポリシーまでできる限り保存しておいてください。
できればデータとしてだけでなく、プリントアウトして紙の情報として残しておくと便利です。
・消費生活センターに相談
情報が整理できたら、まずは消費生活センターに相談に行きましょう。
警察でもいいのですが、警察の場合だと被害者が複数人いるなどの事情がないと、被害届すら受理されない可能性もあるので、消費生活センターの方がいいです。
消費生活センターに相談する時は、ネットで【地域名+消費生活センター】と打ち込んで検索してもいいですし、局番なしで188に電話してもいいです。
消費生活センターであれば無料相談を承っているので、気軽に相談できます。
相談に行くときは、被害状況をまとめたメモや被害を立証できる証拠を持っていきましょう。
・お金を取り戻せる場合がある
相手を特定できて詐欺被害が認められればお金を取り戻せる可能性もあります。
しかしお金が返ってくる確率はなんとも言えません。
お金を取り戻すのは予想以上に労力がかかり、交渉や手続きに何か月もかかったうえに逃げられて、途中で心が折れてしまう人も多いです。
自分が騙されただけでも精神的なダメージが大きいのに、その上自分で出会い系サイトの運営会社やカード会社にあてに、内容証明の通知書といった公的な書類を作成するのは骨が折れます。
被害総額にもよりますが、労力と成功率を天秤にかけて、返金作業をするかどうかを決めてください。
・弁護士への相談は必要に応じて
詐欺被害に会うとすぐに法律事務所や弁護士に相談というのが頭をよぎる人もいますが、弁護士へ連絡するのはいったん踏みとどまりましょう。
弁護士事務所は民間組織のため、相談者のために動いてもらうには相談料や着手金といった弁護士費用が必要になるからです。
またお金を払ったからといって、確実に返金できるとも限らないので、さらに被害が拡大することもあります。
消費者センターに相談してもお金を取り返せず、それでもあきらめきれない時の切り札として弁護士への相談はとっておきましょう。
また悪徳企業の中には詐欺被害に会った被害者が駆け込む弁護士とグルになっている場合もあります。
弁護士に相談する前に「弁護士名+処分」で検索して過去の処分経歴まで調べましょう。
消費生活センターへの相談件数
では実際にどれくらいの相談が消費生活センターに持ち込まれているのでしょうか。
実は年間の相談件数は2011年に比べて半分以下になっており、今も徐々に減少傾向にあります。
しかしこの数字にはカラクリがあります。
これは「出会い系サイト」に関する相談件数をまとめていますが、今は出会い系サイトにたようなSNSや恋活サイトがたくさんあるのです。
しかしこれらの中には、国が定める出会い系サイトの条件を満たしていないものもありそれらの相談件数は含まれておりません。
そして実際には今の若い人たちは、上であげたような出会い系サイトよりもSNSや恋活アプリを利用して被害に会っている人達もいるのです。
しかし消費生活センターであれば出会い系サイト以外の相談でものってくれるため、似たようなサイトで被害に会った場合も相談に行きましょう。
【まとめ】女性だからといって油断しない
出会い系サイトで詐欺にあうと聞くとつい男性の被害者をイメージしてしまいますが、実は女性が利用するのにも危険性は増してきているのです。
出会い系サイトを使うこと自体は悪いことではありませんが、しっかり自分で調べて安全なサイトで安全な遊び方をしましょう。
詐欺の手口は時代に合わせてどんどん巧妙になっていくので、自分は大丈夫と油断しないことが大切です。