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出会い系サイトのサクラ詐欺でウイングネット逮捕 116億円稼いだ真実

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出会い系サイトのサクラが逮捕される事件は今までにもありましたが、特に世間に注目されたのは『ウイングネット』という会社。

2013年に元役員やサクラのアルバイト従業員を9人逮捕していて、社長の行方を追っていましたが、2016年10月に捜査に進展があったようなので、新情報含め運営会社ウイングネットのおさらいをしていきたいと思います。

出会い系サイトの中ではありふれたサクラの話なのに、運営会社ウイングネットはなぜ逮捕者が出たのか、いったい何人騙して116億円もの大金を稼ぐことが出来たのか、その手法に迫ります!

悪徳な出会い系サイトに騙されない方法もまとめましたので、合わせてご確認ください。

 

出会い系サイト運営会社ウイングネットとは

ウイングネットは、2013年に詐欺被害を訴えた男性が利用していた出会い系サイト「ライン」の他21サイト、計22つの出会い系サイトを運営していました。

今回クローズアップされた被害者1人が騙された金額は136万5000円ですが、(1人でもかなりの課金額ですね)このウイングネットに騙された人は1人ではありません。

2010年~2012年の約2年間で、約37万人もの人を騙していたのです!!

その被害総額は、なんと“116億円”!

 

37万人といえばSMAPの解散撤回に署名した人とまったく同じ人数。

もっと分かりやすく言うと、だいたい東京ドームが7.5個分の人数です。

そんなに騙される人がいるのかということがまず驚きですが、サクラの数も尋常ではありません。

なんと、170人ものサクラを雇っていたというのです。

会員37万人に対して対応するサクラが170人ですから、それでもきっと少ない方なのでしょうね。

サクラのアルバイト従業員たちは昼夜50人体制で会員を騙していたそうです。

 

それでは早速、このウイングネットのニュースを振り返ってみましょう。

 

サクラサイト詐欺で社員が逮捕│2013年

出会い系サイトを運営するウイングネットは、2013年に「AKBの前田敦子さんやそのマネージャを語って出会い系サイトで課金させた」いわゆる詐欺容疑で元役員・山中孝浩容疑者を逮捕。

サクラのアルバイト従業員9人を書類送検しました。

元役員は『組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反」で起訴されています。

2013年時点のニュースでは、行方不明の代表取締役を追っていました。

 

▼2013年AKB48前田敦子さんら装い出会い系で高額請求

出会い系 ウイングネット

元役員の山中容疑者は、容疑を否認。

逮捕されたサクラのアルバイト従業員の9人中4人も「担当ではないから分からない」と容疑を否認していました。

 

2013年に逮捕されたサクラはオペレーター約含め9名。

これは“前田敦子”として交代制で被害者を騙したメンバーたちなので、この事件をきっかけに被害者たちが「騙された」と気が付けば逮捕者はどんどん増える見込みです。

 

 

海外逃亡の幹部を詐欺の疑いで逮捕│2016年10月新情報

出会い系 ウイングネット

そして、2013年から3年後の10月。

台湾に逃亡していたウイングネットの元代表・山崎和哉容疑者を詐欺罪で逮捕しました。

捜査関係者によると、外務省が山崎和哉容疑者の旅券返納命令を出し、9月の下旬に台湾から帰国して小笠原諸島にいたところを取り押さえたようです。

 

山崎和哉容容疑者の自宅からは“利用者の騙しかた”が書かれたマニュアルが見つかったことから、山崎容疑者が事件の大元と見られています。

 

ウイングネット元代表・山崎和哉容疑者の顔は・・・・

出会い系 ウイングネット

これです。

真っ黒な肌に真っ金な髪の毛、そしてヒゲ。

悪いことしそうな顔ではありますが・・・・、山崎容疑者は容疑を否定しているようです。

 

『会員がメールの相手がAKB前田敦子だと勘違いしただけ』と話しているのだとか。

警察は余罪があるとみて調べています。

 

ちなみに、今回詐欺罪で逮捕されたのは山崎容疑者(40)とサクラのアルバイト、そしてソフトウエア開発「フリーワールド」の専務の常泉涼介容疑者(38)計23人です。

 

フリーワールドはウイングネットの上位組織で、Facebookなどを使って出会い系サイト「ライン」にユーザーを招き入れていたとのことでした。

 

芸能人を装ったメールによる誘導で集客│フリーワールド

出会い系 ウイングネット

「フリーワールド」(ウイングネットの上位組織なので以下ウイングネットとします)は、主にFacebookを用いて芸能人のマネージャーや芸能人本人になりすましていました。

 

『AKB前田敦子のマネージャーです。当然のメール申し訳ありません。実は、彼女の夜遊びで悩んでいるんです。夜遊びを辞めさせるためにも肉体関係を結んでくれませんか?いつもイベントに来てくれている○○さんなら安心だと思って。前田も○○さんを気に入っておりますし・・・。もしご協力いただけるようでしたらこちらにご連絡ください。(ラインのURL)』

 

『嵐の松潤です。イベントに来てくれた君とどうしても逢いたくて連絡してしまいました。君と色々話したいけど、ほかのファンやマネージャーにバレるといけないからこっちに連絡してもらえませんか?(ラインのURL)』

 

などの文句でユーザーを出会い系サイト「ライン」へ誘導していたのです。

私もEXILEを名乗るメールやAKBの篠田麻里子を名乗ったメールが来たことはありますが、このメールに騙されてしまう人が37万人もいるのに驚きです。

 

しかしそれには、ウイングネットの巧妙な手口があったのです。

 

ウイングネットの巧妙な4つの手口

ウイングネットは他の悪徳業者と目の付け所が違いました。

普通、出会い系サイトで“騙される”というと男性がサクラに騙されるところをイメージしませんか?

今回も、詐欺被害を訴えた最初の1人が男性で、AKB前田敦子の名前をかたどられたと訴えたのでニュースではそこが大きくクローズアップされていますが、実はウイングネットに騙されたのは、37万人の中で“女性が31万人”“男性が6万人”。

 

騙されたのは圧倒的に女性が多いのです。

 

しかも、ウイングネットは適当にメールを送り付けているわけではありません。

入念にFacebookを使ってユーザーの下調べをおこないます。

 

男性で出会い系サイトを利用したら“サクラには気をつけろ”と思うのは常識ですが、女性はまさか自分が詐欺被害に合うなんて思わなかったのでしょう。

 

出会い系サイトの知識がないために簡単に騙されてしまったのです。

これらを踏まえ、そのほかのウイングネットの手口もご紹介していきます。

 

ウイングネットの手口1.Facebookを使用

今まで悪質な出会い系サイトが用いてた手法は、適当なメールアドレスなどにメールを送信して“迷惑メール”を送ることでした。

 

この迷惑メールが流行っていたころは、迷惑メールに騙される人もいたかもしれませんが、今では慣れたこともあるし、迷惑メールは携帯電話やパソコンが勝手に排除してくれるようになったので、あまりお目にかかることはありません。

悪徳業者としては都合の悪いことに騙される人が減ったのです。

 

そこで、ウイングネットは世界中の人々が利用していると言われるFacebookに目をつけました。

 

SNSの中でもFacebookは本名で登録している人が多いので本名が分かりますし、顔が知らない他人でも承諾されやすい傾向にあります。

 

しかも、年齢や性別といった細かいプロフィールやコメントを知ることが出来るので、不特定多数ではなく個人を狙うにはぴったりのソーシャルワークでした。

 

ウイングネットの手口2.詳細な芸能人の情報

ウイングネットは“芸能人本人に成りすましてメールをし、閲覧やメールの送信で有料ポイントを取る”というのが手口のため、成りすましている芸能人の詳細な情報を把握します。

出会い系 ウイングネット

・イベントはいつ

・舞台はいつ

・出演作品やCDなどの発売日

・好きな物や綺麗な物

・交友関係

・噂

 

などなど。

 

例えば、「今日は俺が主演のドラマだ。見てくれたらうれしいな」から始まって、仲良くなったら裏情報を離していきます。

 

「共演した○○くんとはこの撮影の合間によく銀座の○○というバーに飲みに行ってたんだよ」などですね。

もちろんウイングネットは、なりすましている芸能人がよくあらわれるレストランやバーなども参考に話をつくっています。

 

AKBの前田敦子さんだと騙されて被害届を出した方に届いたメールは、以下のようなものだったようです。

出会い系 ウイングネット

ちょうどグループを離れたくらいに来たメールは“グループを卒業した今、頼れる人が誰もいない”と真実味を持たせています。

出会い系 ウイングネット

画像:www.akb48matomemory.com/archives/1061530696.html

 

AKB前田敦子ことあっちゃんが本当は歌手ではなく女優を目指したいのだと知っているファンは、嬉しさを覚えるメールもあります。

 

これにより、最初は半信半疑だったユーザーもどんどんとメール相手を信用してしまうのです。

ちなみに、特になりすましに率の高かった芸能人は以下の人たちです。

 

・EXILE

・嵐

・前田敦子、篠原真理子などのAKB48メンバー

・桃色クローバー

・PassCodeのリーダー黒原優梨

 

熱狂的なファンがいることでも有名なアーティストたちですね。

興味のない芸能人でも、「あなたと話したいと言っている」と言われたら思わずドキッとしてしまいます。

 

実際マネージャーなどの“第3者”を通すことは人間の心理を突いている作戦だと言えます。

例えば、Aさんにいきなり告白するよりも第三者であるBさんに「Cさんがあなたのことを好きだといっていたよ」と言ってもらう方が、成功率はUPします。

 

ウイングネットがやったのは、まさに人間の心理を突いた作戦なので大勢の人が騙されてしまったのでしょう。

 

ウイングネットの手口3.情報弱者がターゲット

中でもウイングネットがターゲットにしたのは“情報弱者”。

高校生やミーハーなファンなど『完璧に情報を知っているわけではない人』です。

イベントすべてに参加したりする本格的なオタクだと“偽物”であることがバレてしまいます。

少しでも利用者からお金だまし取るためにも、なるべく長い間だまし続けるためにはなるべくなら情報弱者をターゲットにしようと考えたのです。

 

ウイングネットの手口4.利益があると思わせる

ウイングネットが運営する「ライン」では、閲覧とメールの返信にポイントを使う設定。

1通のメールを送るのに300~500円ほどの課金をしなければなりませんでした。

 

おどろくことに、詐欺被害に合った人は、“芸能人と連絡が取りあえるのだからこれぐらい安い金額”だと思っている人が大勢いたようです。

 

他の出会い系サイトの相場を知らなかったこともすんなりと課金してしまった理由の1つでしょう。

 

しかし、1日に100通以上メールを送るようになるとドンドンと金銭面も厳しくなります。

 

そこでウイングネットはマネージャーや芸能人本人のふりして「謝礼として300万円お支払いします。」「相談に乗ってもらったお礼でポイント代は私がもつから」と騙していくのです。

 

悪質な出会い系サイトに騙されないための4つのステップ

ウイングネットのような悪質な出会い系サイトに騙されないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

こんなの騙されるわけないなんて思っていても、大好きな芸能人のイベント帰りに「さっきはありがとう」なんてメールが来たらうっかり信じてしまうこともあるでしょう。

 

ウイングネットの運営が逮捕されてからは、このように有名人の名前を語る悪徳業者はあまりみかけなくなりました。

 

それに加えサクラも一緒に逮捕されたため、サクラをしたいという人もずいぶん減ったようです。

 

時給2,000円前後で人を騙してさらに捕まってしまう可能性があるとなれば誰もそんなアルバイトはしたくありませんからね。

 

しかし、悪徳業者はまだたくさんいます。

これは100%無くなることはないと思います。

 

その悪徳業者が無知なアルバイトを雇うため、サクラも途絶えることはないでしょう。

 

今は大きな事件のあとなので身を潜めているだけで、ほとぼりが冷めればまた目立つようになります。

 

そんな時にきちんと対応するためにも、サクラの手口を理解して騙されないように注意することが重要になってきます。

 

1.Facebookに個人情報を乗せない・むやみに承諾しない

SNSは個人情報の宝庫です。

例えば、あなた自身が気を付けていても友人からあなたの情報が洩れてしまうこともありますし、あなた自身が記載しているプロフィールや投稿した画像から情報を把握されてしまうこともあります。

 

SNSの世界では、気軽に個人情報を乗せるのを控え、知らない人からの友達申請は承諾しないようにしましょう。

なるべくなら個人情報につながる画像などのUPも控えてくださいね。

 

2.LINEにも注意

最近はSNSの1つであるLINEを使った手口も流行しています。

あたかも友人の1人であるように、『久しぶり!○○だよ。携帯おとして連絡先変わりました!最近ブログはじめたから良かったら遊びに来てね(出会い系URL)』というように誘導してくるので注意しましょう。

 

この手の連絡は、30分放置しておけば相手がすでに退室します。

知らない人や久しぶりに連絡が来た人からのメッセージは30分以上様子を見てみましょう。

URL付きメールやLINEがきたら、タップする前に、URL先を目視でよく確認することも大切ですよ。

 

3.芸能人からは“絶対”に連絡は来ないと理解する

芸能人からは絶対に連絡はこないということを念頭に置きましょう。

どんなに凄腕の弁護士が味方に付いても、イベントにきただけのファンを見つけることは不可能です。

手紙にメルアドを書いておいて、その手紙を見て連絡をくれたのだと勘違いする人もいますが、芸能人が課金をしないと返信できないシステムに招くことは100%ありません。

忙しい合間をぬってメールをしてくることもあり得ません。

 

4.出会い系は優良なサイトに登録する

このように、FacebookやLINEから騙す形でユーザーを出会い系サイトに導く業者は100%悪徳です。

もしも出会い系サイトを利用するのならば、このように誘導してくるところではなく優良なところを利用するようにしましょう。

クチコミや情報サイトなどをしっかりリサーチするのがポイントです。

 

116億円稼いだ出会い系サイトの実態終わりに

ウイングネットの前にも芸能人の名前をかたどったとして(これもAKB前田敦子など)「アグライアジャパン」も捕まっています。

アグライアジャパンがあまり話題にならなかったのにウイングネットが話題となったのは、やはり詐欺金額の大きさ。

アグライアジャパンが1億円ほどの詐欺だったのに対し、ウイングネットはその10倍以上の被害総額を上げました。

これが詐欺でなければ賞賛したい金額ですが、残念ながらこれは多数の被害者のお金です。

ウイングネットのような“悪徳商法”に引っかからないように、このような詐欺事件があったことを覚えておいてくださいね。

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