今回は出会い系アプリ「バクアイ」について紹介していきます。
バクアイの正式名称は「ひみつの出会い探しはバクアイ-無料の出会いチャットアプリで友達作り」。
名前に無料と書いている出会いアプリですが本当に無料で出会えるのでしょうか?
詐欺アプリではないか、登録するとどうなってしまうのか実際に登録して徹底レビューしていきます。
バクアイについて
バクアイは2016年4月にリリースされた出会い系アプリです。
LINEに似たデザインのアイコンが怪しさを醸し出しています。
Appstoreを確認すると最高評価5.0となっています。
ここまで評価が高いと気持ちがいいですね。
アプリにはソーシャルネットワーキングランキング1位と書かれています。
評価レビュー情報は下記画像のような感じです。
レビューも一見すると、良い口コミ評価ばかりです。
このレビューだけを見るとすごく評判のいい優良アプリに見えます。
しかし、スライドしていくとクレームのような口コミ情報なのに、なぜか5の評価をあげているものあります。
中には何も書いてないの5の評価をあげているものあり、これはサクラ評価なのが丸わかりです。
また、表示できるレビューには限りがあるらしく、レビューで見れるものは全て評価5になっています。
バクアイについての本当の口コミは、大人の事情で目につきづらいところまで押しやられているようですね。
何も知らないピュアな男性であればインストールしてしまうかもしれません。
バクアイの運営は株式会社App Division
バクアイの運営業者はAppDivisionという会社です。
HPを作っていないのか、会社名で検索しても企業の公式サイトはなかなか見つかりません。
アプリを開発しているIT企業なのにコーポレートサイトは作らないのでしょうか。
ちなみに住所のマンションはオシャレなデザイナーズマンションです。
一応儲かってはいるのでしょうか。
規約で出会いを禁止
バクアイの利用規約には禁止事項が載っています。
その中に「面識のない異性との出会いや交際等を希望し、もしくは交際等に誘導する行為、または異性交際の相手方となるように誘う行為 」と明記されています。
名前に堂々と出会い探しと書いているのに、これはトンチなのでしょうか(笑)
おそらくこれは、警察沙汰や事件になった時の逃げ道なのでしょう。
利用規約で異性との出会いを禁止しているので、出会えなくても問題はないと開きなおるためのものです。
通常、ユーザーは利用規約を細かく読みませんし、読んでいればアプリを使いません。
利用する前から悪質なアプリということが露呈されましたね。
出会い系事業届出なし
日本の法律で出会い系サービスをリリースする際には、都道府県の公安委員会に届出をしなければいけないと定められています。
もちろん、この出会いアプリバクアイは出会い系事業届を出していないようです。
利用規約で出会いを禁止しているだけあって、出会い系アプリという認識がないのでしょうか。
一般的に、届け出が受理されると番号が付与されます。
優良出会い系サイトであれば付与された番号を記載するものですが、バクアイではそれがありません。
ちなみにこちらの番号は、公安がその事業者の存在を確認するもので、サービスの質を保証するものではありません。
番号が記載されているからと言って、すべての出会い系サイトが優良サイトというわけではないので注意しましょう。
また、その事業者が出会い系事業の届け出を出していないか調べる方法もあります。
しかし公安に書類を提出するなど面倒な作業が必要になります。
さすがにそこまでの作業はしていないので、届け出を出していないというのも厳密には憶測です。
しかし、電気通信事業届を出していることは記載しているのに出会い系事業の届け出を出したことを記載しないのは考えづらいです。
十中八九出していないでしょう。
国では出会い系サービスをしてはいけない人の条件もいくつか定めています。
そういう人達は出会い系事業の届け出を出せません。
バクアイ運営会社のApp Divisionでは、その条件に該当する人がいることも考えられます。
バクアイの登録に年齢確認なし
通常出会い系サイトでは登録時に年齢確認することが法律で定められています。
少し手間ですが、証明画像として免許証などの写真を送らなければいけません。
しかし出会い系事業届を出していないバクアイでは、もちろん年齢確認なしで利用できません。
一応利用規約に18歳未満は利用できないと書いてはいます。
しかし、それを守らせるような施策はなにもありません。
バクアイに限らず、登録時に年齢確認のない出会い系アプリは危険な悪質サイトの可能性が高いの避けてください。
高額なバクアイの料金体系
タイトルに無料と入れているバクアイですが、本当に無料アプリなのでしょうか。
バクアイでは他の出会い系同様女性ユーザーは無料で男性のみが利用料金を課金されるシステムです。
登録無料ですが全て無料で利用できるわけではないようです。どんな料金設定か見ていきましょう。
1G=10円なので女性へのメッセージ送信料金一回で200円かかることになります。
200円あったらマクドナルドでコーヒーを奢ってお話できますね。
とんでもない高額アプリです。
他にもちょくちょくお金を使わせようとしてきます。
ちなみの優良出会い系サイトのメール送信の相場が50円くらいなので、バクアイは4倍にもなります。
バクアイでは、高額なポイントも、まとめて買えば安くなる機能も用意しています。
さらなるヘビーユーザーに高額なメッセージが送り放題になる機能も用意しています。
リミット解除と言って20,000円課金すればいくらでもメッセージのやり取りが可能になります。
ポイントがないのにメッセージを送ろうとするとリミット解除をすすめるウィンドウが開きます。
100回以上メッセージを送るならリミット解除の方がお得になる計算ですね。
もちろんいくらメッセージを送っても出会えるとは思いませんが・・・。
サクラしかいない
では、実際にバクアイに登録してみてどんな子がいるのか見てみました。
ちなみにプロフィールはこんな感じです。
個人情報や連絡先は、登録しないでも利用できるようです。
プロフィールは
「東京都八丈島に住む60歳の小柄なゲイ」です。
離島に住む小さなおじいちゃんにも、出会いのチャンスは来るのでしょうか?
プロフィール登録をするとお試しポイントをもらえて、何回かメール送信ができるようです。
一晩放っておいたらこんな感じでした。
なんと5人もの女性会員が、向こうからアプローチしてきてくれました。
八丈島にも出会いを求める女性はいっぱいいるようです。
おそるべし、八丈島・・・・。
写真を見るだけでエロサクラがいっぱいいることがわかります。
サクラ相手にやりとりするとこんな感じです。
素人女性だったらありえないガッツキ具合ですね。
もちろん、出会う直前まで行くと話を引き延ばしてポイント消費され課金に誘導されます。
悪徳アプリの常套の手口ですね。
しかしバクアイのメール返信は機械による自動返信ではなく、ちゃんと話がかみ合うのでまだ質が高いとも言えます。
また、中にはすぐにLINEのID交換をしようとしてくる人もいます。もちろんLINEで連絡はくれませんが。
結果としてはサクラアプリですが、レスもまちまちなので自動返信ではなく、ちゃんと中に人がいるように思えます。
正直、一般女性からこんな連絡がきたら嬉しいんですがね。
しっかりやり取りできるので、騙されて高額な料金を払ってしまう人もいるかもしれませんね。
バクアイを退会するには
退会方法はアプリの「設定」「ヘルプ」「退会」の順にタップして進めていきます。
その後に退会理由を応えて退会申請をタップすればバクアイを退会できます。
もちろんそんな面倒なことをしなくてもアプリごとアンインストールすることをおススメします。
アプリ公式サイト
バクアイでは公式サイトも運営しているようです。
サイトではどうしたらうまく出会えるか、コラムも記載しています。
コラムの数自体は少ないですが、内容はまともなことを書いているように思えます。
【まとめ】バクアイはサクラの質が高い悪質アプリ
出会い系サイトを利用したことがある人ならすぐに悪質だと分かるアプリです。
しかし出会い系サイトを利用したことのないような、何も知らないピュアな男性が利用した場合、質の高いサクラのやり取りから課金してしまう人もいるかもしれませんね。
バクアイ運営会社のAppstoreでの口コミ評判と、しっかり連絡をくれるサクラに騙されている人もいるようです。
どちらにしてもダウンロードする価値のあるアプリではないので近づかないのが賢明でしょう。