出会い系サイトに登録しようと思っても、どの出会い系サイトが優良なのか悪質なのか分かりませんよね。
口コミを参考に使用にも、口コミすら「企業が書いてるんじゃないのか」と信用できないものも多くあります。
そこで、実際に出会い系サイトの見分け方として優良出会い系サイトの特徴、悪質出会い系サイトの特徴をご紹介していきます。
優良出会い系サイトの見分け方
まずは優良サイトの見分け方からご紹介していきます。
この8つの特徴すべてがそろっていれば、優良と判断しても良いでしょう。
優良出会い系サイト1.会員数が多い
基本的に出会い系サイトの男女登録比率は7:3で男性の方が多い傾向にあります。
会員数が少ない出会い系サイトは、まだはじめたばかりなどで女性の信頼を得たり興味をそそるだけのシステムを充実させられていないため、その分女性が少なくなることで8:2のこともあり得るし、9:1のこともあり得ます。
女性が登録していないとどうなるのかというと、単純に男性にマッチングができなくなります。
『登録しているのに誰とも出会えない』となってしまうと男性ユーザーもサイトを離れてしまいますから、運営は必然的に“サクラ”を雇わざるをえません。
反対に、会員数が多いサイトは、わざわざバイト代のかかるサクラではなくユーザー同士が自然とマッチングしてくれるので、運営にとっても利用者にとっても非常に“優良”なのです。
どのくらいの会員数なら優良な条件に当てはまるのかというと、目安は300万人以上ほど。
会員数非公開の出会い系サイトは、人数が少なくて非公開にしている場合が多いので、会員数を公開していてなおかつ300万人以上と記載がある出会い系サイトを選ぶようにしましょう。
悪質なサイトだと、そんなに登録数がないのに『300万人以上登録』と書かれているところもあるので、ほかの6つのポイントと合わせて優良出会い系サイトを見つけていくようにしてくださいね。
優良出会い系サイト2.知名度が高い
知名度が高い出会い系サイトはそれだけ多くの利用者が使っている出会い系サイトです。
『ハッピーメール』『ワクワクメール』『イククル』『PCMAX』などが代表的ですね。
出会い系サイト利用する前には、ある程度口コミや情報などを仕入れることもとても大切。
1つのサイトの偏った口コミを信じきらずに、色々なところから情報を収集しましょう。
優良出会い系サイト3.会社情報が明記されている
優良出会い系サイトの条件として、絶対に外せないのが『会社情報』です。
会社情報はサイトの分かりやすいところにかかれているのが常識。
登録する前に確認できることも重要です。
“運営者情報”や“会社概要”と記載があると思うので以下をチェックしてくださいね。
(良い例/ワクワクメール)
ワクワクメールの場合は、一番最初に入った管理画面の一番下に『会社概要/特定取引法』というのがあります。
『会社概要/特定取引法』をタップをする前にこちらに注目。
インターネット異性紹介事業 認定番号と第二種電気通信事業届出番号がありました。
そして、ページを開くと
・代表者氏名
・所在地
・連絡先(メール&電話)
がありましたね。
先ほど条件で提示したすべての項目を満たしています。
優良出会い系サイト4.大手企業が運営
名もなき出会い系サイトよりも、大手企業が運営しているサイトの方がより信頼率が高いのは当然のこと。
大手企業はそれだけ軍資金があるので、有名なタレントが宣伝していたり出会い以外にもシステムが充実していたりということで女性の利用者が多いのです。
しかも、企業名で大々的に売り出しているので、詐欺や悪徳商法にひっかかる可能性がだいぶ低く信頼度も抜群。
MixiがLivedoorから買収して、Mixiの子会社である「Diverse」が運営する『YYC』が大手企業の出会い系サイトとして有名です。
優良出会い系サイト5.出会い系事業届け出番号がある
インターネットで異性紹介事業(以下:出会い系)を行おうとする個人や法人は、「事業開始届出書」を出さないといけないと法律で決まりました。
事業開始届出書は主に未成年を守るための法律で、届出者が個人である場合は以下の種類を警察署に提出し、承諾を得ることが出きれば認定番号をもらうことができます。
・住民票の写し(外国人の場合は、外国人登録原票の写し)
・欠格事由に該当しないことを誓約する書面
・届出者が法人である場合は定款
・役員に係る住民票の写し等
△やじるし部分が認定番号
下記の条件に当てはまる個人や法人は、警察署に事業開始届出書を提出しても受理してくれないので認定番号はもらえません。
https://www.npa.go.jp/cyber/deai/business/low_revision04.html
したがって、認定番号がある出会い系サイトは、少なくとも5年以内に事業停止命令をうけたり、暴力団員などが関わっていないということがいえます。
また、実在しない事務所や直接の電話がないと承諾をもらえないので、架空の事務所を記載することはできません。
悪徳出会い系サイトはいつでも逃げられるように架空の住所を記載しているとろこがほとんどなので、事業開始届出書がある出会い系サイトは信頼度が高いということになりますね
中には、ほんとうは承諾されていないのに適当な番号を記載している悪徳業者もいるので、不安な場合は警察署に番号を言って確認してもらいましょう。
優良出会い系サイト6.年齢確認や本人確認がある
出会い系サイトの年齢確認は法律で義務付けられています。
免許証や保険証などの個人を特定できるものを送らなければいけないので、「住所とかバレて大丈夫なの?」「怪しいことに使われない?」と心配する方も大勢いますが、これは出会い系サイトの運営に直接送るわけではなく、間に年齢確認の業者がはいっているので運営に詳細がバレることはありません。
逆に、年齢確認がない出会い系サイトの方が違法なので怪しいです。
本人確認は電話番号を知らせなければならないので、「あとから悪徳業者から電話で脅されない?」など心配になる方もいると思います、こちらも年齢確認と同じように出会い系サイトの運営とユーザーの間に業者が入るので心配することはないでしょう。
優良出会い系サイト7.運営のサポートがしっかりしている
優良出会い系サイトの条件としては運営のサポートがしっかりしているということも重要です。
出会い系サイトの中にはサポートセンターの連絡先がかいていないところや、メールでの問い合わせのみの所もありますがそれは悪徳の可能性が大。
サポートセンターを作ることができないほど苦情がたくさんあったり、もしくは赤字運営なのだということが予測できます。
トラブルをサポートする気なんてまったくないのです。
「何かあったらサポートセンターまで」と記載がある所が良いでしょう。
優良出会い系サイト8.広告・宣伝を行っている
広告・宣伝を行うには、かなりの金額がかかります。
トラック、看板、インターネット、ティッシュなど1か月宣伝するだけ数百万円はしてしまうのです。
有名なモデルをCMに起用したりすればさらに料金はかさみます。
しかも、たかが1か月宣伝しただけでは知名度は中々上がりませんから、年単位で多額の出費へと繋がってしまうのです。
しかし、広告・宣伝に力を入れている良質な出会い系サイトは、それだけユーザーが集まってきます。
マッチングできる可能性が高いというわけです。
悪質サイトの見分け方
次にご紹介するのは、悪質サイトの見分け方9つの特徴です。
1つでも当てはまれば悪質サイト、詐欺業者の可能性が十分にあるので登録しない方が良いです。
悪質出会い系サイト1.料金体系が高額
一般的な出会い系サイトは、観覧は無料、メールの送信に50~70円ほどが平均ですが中には観覧が有料でメールの送信に100~500円かかる出会い系サイトもあります。
実際、詐欺で代表者が逮捕された出会い系サイトは、メールの送信が1通で500~5,000円ほどしたようです。
心理的に、「料金が高ければ高いほど女性と出会える確率が高いのでは」「美人な人が多いのではないか」といったことを考えてしまう気持ちも分かりますが、あまりに高い料金設定の出会い系サイトはほぼ100%悪質だと覚えておきましょう。
悪質な出会い系サイトといえど利用規約には料金設定がきっちりと書かれているので(あとで知らなかったと言わせないため)どんなに長い文でも必ず読むようにするとトラブルを防げます。
悪質出会い系サイト2.料金体系が複雑
基本的に出会い系サイトはポイント制の所が多いです。
「1pt=10円メールの送信5 pt」と言った換算の仕方がされますが、なぜダイレクトにメールの送信50円と書かないのでしょうか。
それは以下5つの理由が考えられます。
詳しく1つずつご説明していきたいと思います。
(1)登録数が稼げる
(2)サクラに歩合給を与えるため
(3)バナーをクリックさせるため
(4)利用規約ページを見る人を減らす目的
(1)登録数が稼げる
「定額制3,000円」よりも「登録無料」の方がユーザーを獲得しやすいので、ポイント制を導入していることが考えられます。
たくさんの人に登録してもらって登録人数を増やせば立派な宣伝材料になりますし、「まずは楽しさを少しだけ知ってもらって、実際に登録するとこんなに楽しいですよ」という営業の仕方ができるのです。
(2)サクラに歩合給を与えるため
サクラは時給をもらって出会い系サイトのユーザーにメールを送りますが、時給だけだとだらけてしまいますよね。
もっと上手に言葉を考えて返信すれば課金して売上につなげられるのに、面倒で当たり障りのない返信しかしないアルバイトもでてくることでしょう。
しかし、ポイント制だとサクラ1人1人の売上が分かるので、「誰がユーザーにいくら課金させたのか」、「ほかの出会い系サイトからユーザーを引っ張ってきたのは誰なのか」判断することができるのです。
優秀なアルバイトに歩合給を与えることができるため、モチベーションアップにもつながり業務効率化をはかることができます。
(3)バナーをクリックさせるため
インターネットでブログやサイトを見ていると、バナーと呼ばれる広告が出てきますよね。
あれは、そのサイトの管理者が広告を貼っているのですが、「1クリック1円」「会員登録したら100円」のように収入を得ることが出来るのです。
無料の文字があればユーザーにクリックさせることが出来るので、優先的に自身のブログなどに設置してもらえることで、より人目について宣伝効果を高めることが出来ます。
人間は、何度も聞いたものや見たものに親しみを覚える傾向にあるので、バナーを何度も見ているうちにその出会い系サイトの名前を信頼していき、いざ出会い系サイトに登録しようと思った時に、より記憶に残っている名前を選びます。
(4)利用規約ページを見る人を減らす目的
「無料だから別にいいや」と利用規約を飛ばしていませんか?
有料サイトだとはじめから分かっていたらきちんと利用規約を読んでいたところを、登録無料だとついつい呼び飛ばしてしまうという方は非常に多いです。
しかし、利用規約にはいろいろなことが書かれています。
第三者にあなたの情報を流すことがありますよ、ポイント制の課金金額は常時変わりますよ、なんてことが書かれていることもあり得るのです。
「悪徳な業者だとそういったことをわざと利用規約に書かないのではないか」と思う人もいますが、それは大きな間違い。
悪徳だからこそ後でトラブルが起こったときに「非はユーザーにあります」と主張するために利用規約にそれとなく乗せているのです。
- 料金の分かりやすさにも注目!
もちろん、ポイント制でも優良な出会い系はありますが優良なところは「1pt=10円」と分かりやすいです。
「1pt=30円メールの送信5 pt」と、とっさに計算できないような複雑な料金体型なところは悪質サイトの恐れがあるので注意しましょう。
悪質出会い系サイト3.登録と同時に大量のメール
登録と同時に大量にメールがくる出会い系サイトは100%悪質です。
「ここの出会い系サイトは女の子の登録がたくあるんだな」と勘違いしないでくださいね。
その証拠に、そのメールには「会いたい」、「Hがしたい」、「お金をあげる」など夢のようなことが書かれていると思います。
こういった悪質な出会い系サイトしか縁がなかった人には大量のメールが普通なのかもしれませんが、優良な出会い系サイトは登録と同時にメールがくることはあり得ません。
プロフィールを登録して、何人もの女性に男性側からメールを送ってやっと返信をもらえるという仕組みになっています。
プロフィールを登録していない人は、何百人にメールを送ろうが返信は1人もないと思います。
以上を踏まえて、登録直後に女性からメールが来ることや、しかも大量にメールが来ることはあり得ないと思ってくださいね。
どんなイケメンでも大金持ちでもあり得ません。
悪質出会い系サイト4.他サイトへ同時登録される
一つのサイトに登録すると、同時に別のサイトにも登録されてしまう悪質な手口があります。
無料サイトと無料サイトならまだましですが、ほとんどは無料サイトと有料サイトの2つに登録されてしまうのです。
例えば、Aという無料の出会い系サイトに登録したとします。
そうするとA+という同じような名前のサイトから「登録が完了しました。手続きは以下のURLからお願いします」とメールがくるのです。
無料だと思ってプロフィールを設定して、サイトを観覧したりメールの送受信を使い続けたりしているうちに、あとから高額な料金や身に覚えのない登録料を請求されるという手口になっています。
これは詐欺業者によくある手口ですが、あとからユーザーが悪質だと訴えても利用規約にきちんと「Aに登録すると同時にA+にも同時登録されます」と書いてあるのでとてもやっかいなんです。
何度も言いますが利用規約は長くてもしっかりと読むようにしてくださいね。
悪質出会い系サイト5.サクラしかいない
もちろんのことですが、サクラしかいない出会い系サイトに登録しても出会い系サイトの本質である“異性と会うこと”という最終目標は達成できません。
お金を払ってサクラの同性とメールをしている可能性もあるのですよ。
サクラが1人でもいる出会い系サイトは悪質です。
サクラの見分け方は非常に分かりづらいですが、他の9つのポイントに1つでも当てはまったらそこにはサクラがたくさんいる可能性があるので利用しないようにしましょう。
悪質出会い系サイト6.会社情報が不明
【優良出会い系サイト3.会社情報が明記されている】で記載しましたが、反対に会社概要がサイト内にない出会い系サイトもあります。
(悪い例)
△HPのどこにも会社概要や問い合わせ先の記載がない
会社概要がないHPなんて常識的にあり得ません。
挨拶のない営業のようなものです。
しかも、そのような悪質サイトは登録しないと利用規約が見られなかったりする悪意の塊みたいになっているので、利用するのは絶対にやめましょう。
悪質出会い系サイト7.会社所在地がマンションの一室
会社概要が記載されていても、会社の所在地がマンションの一室の場合は注意が必要です。
マンションの一室ということは、立場が悪くなればいつでも逃げられることを意味していますし、マンションの一室を事業用で借りるのならキチンと届けを出さなければいけません。
個人でサイトを運営しているのであれば届け出をしてあるかどうかも怪しいです。
出会い系サイトは運営するのに何億もかかると言われています。
マンションの一室で細々とやっている個人がいられる業界ではないのです。
悪質出会い系サイト8.女性が登録できない
女性が登録できなという本末転倒な悪質出会い系サイトもあります。
最初からユーザー同士でマッチングを行うつもりがなく、サクラでユーザーを管理しようとしているのです。
この手のサイトは風俗の運営に多いので、実際に女の子と会えますがお金を要求されます。
純粋な出会いを求めている人は絶対に登録してはいけませんが、はたから見ると見分けがつかないですよね。
これも地道に口コミを探すしかないです。
もしくは、【優良出会い系サイト】を参考に出会い系サイトに登録しましょう。
悪質出会い系サイト9.退会方法がわかりづらい
退会方法が分からない出会い系サイトは悪質なものが多いです。
退会させるつもりがなかったり、退会してもメールを送り続けてきたりするところもあります。
どんなに分かりずらいサイトでも、基本的にはQ&Aの項目に退会方法が記載されているはず。
登録前に退会方法は調べておくのがベストです。
悪質出会い系サイトの見分け方まとめ
近年では悪質出会い系サイトもはっきり「悪質」とわかるようなものではなく、優良サイトと変化を感じない巧妙な罠を仕掛けてくるようになりました。
大手の出会い系サイトで手ごたえを感じられないからと、マイナーな出会い系サイトに登録するのは詐欺業者にあたる可能性が大きいため危険が大きすぎます。
優良な出会い系サイトの見分け方を参考に見つけたサイトでも異性と会えない場合は、出会い系の問題ではなくその他の原因があるのかもしれません。
他の記事も参考に、よい出会いを見つけてくださいね。